油山の麓でいただく絶品鳥料理

急に寒くなってきたので、温かい鍋でもつつこうと、早良区の鳥料理専門店・香楽さんへ行ってきました。こちらのお店は都心部から離れていますが、知る人ぞ知る有名店です。ちょうど週末だったせいか、かなり広い駐車場も結構埋まっていました。

高級旅館のような立派な入口

18時ですでに薄暗く、遠くには福岡市街の夜景がみえました。油山の麓にある高台の素晴らしいロケーションです。

気を抜くとちょっとすべる

すごく雰囲気のある渡り廊下を、見事な中庭をみながら進んで予約していたお部屋へ。もう本当に旅館にしか思えなくなってきます。

すごい速さででてくる突き出し、この日はレバーと鶏皮ポン酢

部屋に入るとすぐに店員さんがオーダーを取りに来てくれます。お店が広いから行ったり来たりは大変だろうなぁ。

写真は3人前

基本的にはコースのみのようですね、予約の際にコースの料理を選べます。この日はお店の方おすすめのタタキを注文しました。薄切りのタタキは柔らかく上品で、地鶏のタタキは歯ごたえがあって美味しいです。どちらも新鮮なお肉だからできる事ですね。

わんぱくなボリューム

運ばれてきた瞬間に全員がボリュームに驚いた唐揚げ。外はサクサク中はジューシーで、間違いなく美味しい唐揚げでした。もう若くないので、この時点で結構お腹にたまっています。

新商品らしい地鶏の皮
真打ち登場

ダラダラと喋りながら飲んでいると、真打ちの水炊きが登場。まずはスープを自分好みで味を調整していただきました。コレコレ、鶏のシンプルな出汁が溶け込んだスープをシンプルに塩でいただくこのスープ、博多っ子の大好物ですね。全部飲みたい衝動に駆られます。

セルフスタイルで適当に野菜投入

適当に野菜を投入して、10分もせずに水炊きができあがりました!なんとなく水炊きは食べる機会がなくて、博多在住なのに3年ぶりぐらいです。もつ鍋はよく食べるんですけどね。

なんとも食欲をそそるカラーリング

クリスマスが似合いそうな、身がぎっしりついている丸焼き?が登場しました。海賊のように下品にむさぼります。ここまで食べると全員お腹がパンパン、締めに雑炊をする事もできましたが、今回は素直にスープだけいただいて帰りました。次回はもう少しお腹を空かせてリベンジします。

早良区は環状線より南側にいくと「早良伝統鶏料理」などの看板をよくみかけ、鶏料理を売りにしているお店を多数みかけます。おそらく昔からある伝統的な郷土料理なんでしょうね。食の郷土史も研究しつつ、食べ歩いてみたいと思います。