神功皇后ゆかりの福岡城西の総氏神

西新出身の筆者は、子供の頃から慣れ親しんだ近所の神様です。正月の3社参りは、紅葉八幡・鳥飼八幡・愛宕神社に行くのが定番でしたね。入口は北と南にありますが、南側が正規の参道です。

神功皇后ゆかりの神社で、新羅から凱旋してきた身重の皇后をおもてなししたのが始まりだそうです。この時にお腹にいた子が、後の応神天皇(八幡神)ですね。戦国時代末期、九州はいわゆる大友・龍造寺・島津の三国時代になりますが、鳥飼八幡宮は龍造寺氏に合力して、大友氏の名将・高橋紹運に夜襲をかけられ焼失しています。現在の場所には黒田長政公の時代に移され、元々の場所は現在の場所よりも南側にあったようですね。

空襲で焼かれても復活した大銀杏
生命力のご利益があるパワーツリーですね。
縁むすびの神様にふさわしいご神木
意中の人がいる方はこちらへご縁結びの紐を結びましょう。
日露戦争で活躍した金子堅太郎伯爵も鳥飼出身です。
参道だけで紹介するところが盛りだくさんすぎて、やっと境内に入ることができます。

本殿側からの門、中に人形が飾られています

お百度参りの際の標識です。お百度参りは1日で百回お参りするか、100日連続でお参りするかを選べますが、こんなに近くに設置してくれるなんて、関係者の方の優しさを感じます。これなら1日で百回お参りしたいですね。

何の石碑かわかりませんでした
こちらはお汐井ですかね

御本殿です。学生の頃はアイドルとの縁結びとか、無茶なお願いをして申し訳ありませんでした。今回は純粋に仕事の事を祈願。

まさにパワーウォーター
気持ちよさそうに鯉が泳いでいます。

コンクリート打ちっぱなしで、安藤建築みたい。なんてお洒落な家なんだ!こんな家に住みたいなぁと思ったら、祖霊殿でした・・・。

こちらの宮司さんは、由緒ある秋季大祭で肉フェスを開いたりライブを行ったり、伝統に囚われない革新的なお祭りを催されて有名な宮司さんですね。神社の敷地内にもその片鱗が(笑)一度、肉フェスに参加した事がありますが、その時はあふれんばかりの人で大盛況でした。

現代アートな平野国臣
ウォーホル風の野村 望東尼

御朱印帖なども地元のアーティストとコラボレーションしていたり、ちょっとお堅いイメージの神社像を良い意味で裏切ってくれる感じが素敵です。御朱印帖のデザインは公式サイトでみれますよ

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