忠敬ここに泊まる

天気が良かったので、ちょっと伊能忠敬宿所跡に行ってきました。

忠敬は江戸時代の天文学者・地理学者・測量家ですね。彼の作った「大日本沿岸海輿地全図」は現在の日本地図の基礎となりました。忠敬は幕府の命を受けて1800年から1816年まで全国を測量してまわりました。測量に着手したのが齢55の時だったというから驚きですね。

この長い年月のうち、1813年1月1日~4月13日まで、佐世保・北松・平戸などを滞在しました。佐々町にある記念日は1月16日にこの地に泊まったことを記念して建てられたものです。同日の朝、忠敬一行は、平戸街道を測量する途中、当時酒屋であった石田平太郎宅に宿泊したことが、彼の測量日誌から分かっています。
石碑は、石田屋宅跡地に1989年に建立されたものです。

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