藩内屈指の鷹狩り場・白石平野

天気が良かったので、ちょっと六角宿跡に行ってきました。
長崎街道の上りは、牛津宿から北側の彼杵通と南側の多良通(浜道~多良街道)に分かれます。その多良道に入って最初にあるのがあるのが六角宿です。

北の入口側である六角川から進んでいきます。

六角川渡し場周辺

付近には金比羅大権現があります。

さらに南下していくと六角神社があります。この神社の近くに六角宿御茶屋跡があります。おそらく、この辺りが宿の中心だったのでしょう。この御茶屋は1777年にこの町の大庄屋・黒木藤兵衛が藩に献上したもので、藩主の調練狩りや長崎警護の見回り時に休息所宿や宿泊所として使用されたそうです。広大な白石平野では鷹狩りが盛んに行われていました。

六角神社
六角宿御茶屋跡

宿跡として残っているものは、あまり無かったですが、この白石町は鍋島藩の化け猫騒動の舞台になった場所なので、また訪れてみたいと思います。