春の神楽祭り

天気が良かったので、ちょっと高祖神楽を観に行ってきました。
高祖神楽は春・秋大祭に奉納され、春は昼神楽として13時から、秋は夜神楽として18時から行われています。

1981年に県無形文化財に指定
神楽殿

まだ13時前だったので、とりあえず拝殿に行きました。

矢みくじの授与や高祖神楽の振興寄付金を受け付けていました。

13時になると、まずは拝殿で神事が行われました。神楽の披露は14時から。

神事

高祖神楽は、戦国時代にこの土地の豪族であった原田種親が、京都守護のために上京したとき伝わったとされます。江戸時代には神職に、明治になると地元の氏子に引き継がれました。筑前国続風土記拾遺に記述していないか確認しましたが、高祖神楽に関するものは確認できませんでした。

始まり、始まり~

高祖神楽は、面を着けずに静かに舞う舞神楽と、面を着けた数人の神楽師が神話物語りを展開させてゆく面神楽の2種類11番があります。

神供神楽
敷蒔神楽

蟇目神楽。放った矢は縁起物とされています

高祖神社の神楽は非常に人気がありますが、近年は神楽師の高齢化が進んでいるそうです。わたしの実家の近所には途絶えてしまった神楽があります。なんとか次世代に伝承して欲しいものです。

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