イボ取りの霊験あらたかなお地蔵様
野間の四つ角から大橋方面に南下する途中で、ポンプ式の手水舎をみつけたので寄ってみました。

こちらの小高い丘は、その昔「塩煮塚」と呼ばれていたそうです。筑前国続風土記で調べると確かにその記述があり、同時に火の玉の目撃情報が多い場所であると、なんとも不思議な記録がのっていました。

石投げ地蔵という名前は、山伏がこちらで行き倒れて、石を積み上げて供養した事に由来しているそうです。

では、早速登ってお参りしましょう。近代的なコンクリート製の階段を登ります。

こちらが石投げ地蔵です。お地蔵様というよりは、祠に小石が詰められている感じです。この小石はイボの治療に効くと言い伝えがあり「イボ取り地蔵」とも呼ばれています。

また、安産祈願にも霊験あらたかだといわれています。

洞の上に木製の祠があり、二重になっています。古代には塩を精製していた場所に鎮座するお地蔵さんでした。