老司地区をブラブラとしていたら、大き目の神社がありました。こちらも老松神社。どうやら天神信仰が盛んな地域のようです。

境内に入ろうとしたら、一つの立て看板が目に入りました。どうやら神社の境内に5つの古墳が眠っているようです。いつの時代の古墳かは、未発掘の為わからないそうです。

古墳の形態としては箱型石棺を主体とする小円墳。

さて、お参りしましょう。参道はそれほど長くないのですが・・・

境内はかなり広く、一部が公園になっています。公園の中に神社があるのか、神社の中に公園があるのかよく分かりません。左側のこんもりした森が、盛り上がってるので古墳でしょうね。

では手を清めてお参りしましょう。めずらしいポンプ井戸タイプの手水舎です。梅の神門がついてますね。

とても開放感があり風通しの良い社殿。

筑前国続風土記拾遺で調べましたが、一行しか掲載がありませんでした。
老司村
老松社
産神なり。所祭菅神一座なり。筑前国続風土記拾遺 巻之十二 那珂郡利

創建は1558年、東山天皇の時代と記録にあるそうです。

御祭神はもちろん菅原道真公ですが、両親も一緒に祀られています。

しめ縄が張られている御神木っぽい樹がありました。

何か植樹されている樹。何の樹だろう?

社殿を周りこむと、外から本殿に直接上れるようになっていました。

ちょっと独特な形態のお社ですね。

御神殿改築の記念石碑。

古墳の方へ行き方がわかりませんでした。もう藪蚊がいるでしょうから入らない方が無難ですね