地域に根付いた山岳信仰
早良区小田部の202号線沿いにある小田部宝満宮です。以前とりあげた有田宝満神社の元になった神社ですね。文献によると、元々は「田部」という地域の氏神様のようです。
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車を停めるスペースはありますが、普段は駐車できないようです。催し物がある時だけですかね。
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境内は広すぎず狭すぎず、まさに町の神社という趣です。
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「小田部会館」と名付けられた公民館のような建物があります。地域の寄り合いなどに使われるのでしょうね。人気はありませんが社務所も兼ねているようです。余談ですが、子供の頃、こんな神社の社務所でクリスマス会をやったことがあります。
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本殿前には美しい大木が。しめ縄などはないので、ご神木ではなさそうですが見事です。
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宝満宮の御祭神は玉依姫命(たまよりひめのみこと)・彦火火出見命(ひこほほでみのみこと)等で、宝満山の麓にあるの竈門神社こと宝満宮から勧請されています。福岡県下に40社ほどあるようですね。「縁結び」「方除け」「厄除」の神様として信仰されています。
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三角地になっていて、奥行きも結構あります。杜というほどではありませんが、木もそれなりに植樹されていますね。子供達の格好の遊び場になりそうな配置です。
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塞の神様が祀られています。「塞の神」とは村や部落の境で、侵入する悪いものを防いでくれる神様です。境の神の一つで、道祖神の他地域によって呼び方が変わります。
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区画整理の記念碑のようなものが立っていました。
全体的にこじんまりとしていて、まさに身近な地域の神様ですね。御朱印を貰えて神職の方が常駐しているような神社ではなく派手さはありませんが、どこか懐かしい感じのするお社でした。