福岡県の紅葉の名所
天気 が良かったので、雷山千如寺にちょっと行ってきました。
千如寺は、糸島市の雷山中腹にある真言宗大覚寺派の寺院です。
お寺の伝えでは、178年にインドの僧「清賀」が渡来し、開創したとされます。ただし、筑前國続風土記によると、奈良時代に聖武天皇の勅願により、インド出身の僧「清賀」により開創されたと書かれています。
訪れたのは12月上旬。庭は既に紅葉絨毯が敷き詰められており、あいにく紅葉の時期にはギリギリ間に合いませんでしたが、参拝客は多かったです。これより数週間前頃のお寺付近の道は車で大渋滞となっていました。
受付で拝観料などを払います。本尊と庭の見学は400円、庭のみ見てまわる場合は100円です。本尊を見学する前に、お坊さんから寺の由来や教えなどをレクチャーしてもらえます。
説明が終わるといよい本尊に案内されるのですが、ここから先はあいにく撮影禁止。
この本尊は 十一面千手千眼観世音菩薩と云い、 鎌倉時代後期作の約4・8mの巨大な木像です。その迫力たるや一見の価値があります。是非、御覧下さい。
また、お祓いもここで行っています。
この千如寺のもうひとつの見所は金剛力士像だと思います。
この2体の像の違いが分からなかったのですが、調べてみると口を開けてるのが阿形像で、閉じてるのが吽形像らしいですね。 阿形像はものごとの始まり、 阿形像は終わりを意味しており、2体の像で世界の始まりと終わりを示しているのだとか。