福岡市の無形民俗文化財 田島神楽
田島の住宅街の中にある神社です。田島といえば、福岡の人なら九州大学の田島寮を連想する人が多いんじゃないですかね。残念ながら大学の移転と一緒に、年季の入った寮もなくなってしまいました。
入口横に地域掲示板があったり、地元の氏神様として親しまれているのが分かります。
境内にはいってすぐのところで猿田彦様がお出迎え。
ご由緒です。鎌倉時代の頃から確認できるけど、創建は不明なようですね。元は現在の友泉亭にあったとかかれています。
福岡市の無形民俗文化財に指定されている田島神楽の説明です。最近は鬼滅の刃ブームで神楽も注目される事が多くなったみたいですね。
田島にあった水源「薦ケ渕」の主に、毎年人身御供を捧げて平穏を祈っていましたが、八幡宮に神楽を奉納することで、これに替えたのが始まりと伝えられています。人身御供って・・・ちょっと怖い郷土史です。
参道はL字になっていて、もう一つ鳥居がありました。
手水舎はコロナの為使用中止。
御神木です。こちらは触れないように囲いがありますね。
本殿を横からみた様子。
稲荷神社がありましたが、狐さんがいませんね。
道真公も祀ってあります。
何か彫ってあるけど、何て書いてあるのか読めませんでした。
石碑の裏手に小さなお社がありました。
山神様もいらっしゃいます。境内には様々な神様がいらっしゃって、どんな祈願にも対応してもらえそうですね。地域の身近な神社といった雰囲気がとても素敵でした。