地名の由来になった道真公ゆかりの神社
油山観光道理に平行する小さな道を歩いていると、急斜面に作られた神社があります。神社の名前は老松(おいまつ)神社、菅原道真公が大宰府左遷の折に立ち寄ったゆかりの神社です。
「筑前國続風土記附録巻之四十五 早良郡 下 老松社」の頁に
「神松寺に在。此処の産神なり。天神を祭れり。此処則古へ神松寺有し時の鎮守也」
と記述があります。つまり地名の神松寺はこちらの神社に由来しているようですね。
本殿まではかなり急な階段、転げ落ちたら危険です。トレーニングには良さそうな階段ですね。
急斜面エリアなので気を付けてね、みたいな事がかかれていますがよく読めません。
参道の途中に猿田彦様が祀られていました。
高台にある境内
なんとか登り切り、そして境内に入った所でパシャり。かなり見晴らしが良いですね。参道から綺麗に一本道が伸びています。つまりかなり古くからこちらに鎮座されているということです。
階段を上るとすぐに社殿があります。
内部の様子です、年代物の奉納などが飾られていました。
創立は分からないようですが、かなり古いみたいですね。太宰府に参るのと同じ加護が有るそうです。
古そうな石碑がありましたが、字が読めません。
こちらは五穀神様ですね。江戸時代頃まではこの辺も周囲は田んぼでした。
境内を一周すると裏手にスロープがあり、駐車場も完備されていました(-_-;)
境内の社務所が地域住民の集会所も兼ねているようです。それにしても老松神社は福岡市内に同名の神社がいくつか存在します。道真公は寄り道しまくっていたのでしょうか?