日本海軍発祥の地・美々津

天気が良かったので、ちょっと神武天皇お舟出の地に行ってきました。
美々津は日本国を建国したとされる神武天皇が、45歳の時に数々の苦難を乗り越え大和国を征し、都を開いた神武東征の出発地です。神話では紀元前666年に、神武天皇はここから船に乗り、瀬戸内海を経て紀伊半島に向かったとされています。

海軍というと帝国海軍が思い浮かぶと思いますが、美々津で天皇が初めて率いた水軍がはじめて編成され進発したことから、ここを日本海軍発祥の地とし、皇紀2600年、すなわち1940年に記念碑を建立しました。

逆光の記念碑

記念碑は大東亜戦争後、進駐軍により記念碑が破壊されてしまいました。しかし、1969年に地元の強い要望で海上自衛隊の協力のもと、復元されました。

記念碑のそばには神武天皇が戦勝と旅の安全を祈願した立磐神社があります。

改修中の本殿。左の神木の中に小さな鳥居がありますが、撮影し損ねました。
神武天皇が腰掛けたと伝わる「お腰掛け岩」
美々津海岸

宮崎は神武天皇生誕の地であり、神話のふるさとと言われるだけあって、神々しさがあふれる土地ですね。パワースポットと呼ばれる場所は多々ありますが、ここはめぐみを受けた気になれる場所でした。