雷山の中腹に鎮座する神社
天気が良かったので、ちょっと雷神社に行ってきました。
雷神社は雷神宮とも呼ばれ、雷山の中腹に位置し、水火雷電神、高祖大神、香椎大神、住吉三神、八幡神の五神を祀っています。また、かつては女性の参拝が禁止されていました。祈願所として時代の領主から土地を寄進されていました。小早川隆景から6石や黒田忠之、黒田継高から26石を寄進されています。
日照りの時にはよく、雨乞いの儀式が行われていたそうです。筑前国続風土記には足利尊氏の庶子、足利直冬が参詣し、雨乞い祈願したのち、降雨があったので、一首の和歌を詠んで奉納したとあります。「末の世といかでおもはむ雷神のまたあらたなる天が下哉」佐兵衛佐源朝臣直冬。
また、福岡県糸島市と佐賀県佐賀市との境にある雷山への登山道へと続いており、登山者もよく訪れます。