天神の森に鎮座する鳥飼八幡宮の摂末社
以前、別府団地に住んでいたので存在は知っていましたが、しかし実際に訪れるのは初めてです。
別府団地横の商店街をしばらく進ます、すると天満宮へ繋がる参道が現れます。
かつてこちらは天神の森と住民に呼ばれ、大木が鬱蒼と生い茂る場所でした。そして現在は児童広場に整備されています。
周辺は集合住宅に囲まれています。
公園の中に鳥居がポツンと建てられています。福岡は菅公ゆかりの地なので天満宮が多いですね。
天神の森の名前の通り、祭神は菅原道真公と、鳥飼神社の祭神・埴安神の分霊が合祀されています、その為鳥飼八幡宮の摂末社として明治期に届けられた記録があります。
こちらは枯れてしまったご神木でしょうか?なにやら下に石が積んでありますね。
下の方は石と根っ子が癒着しています。
風化していて読みづらいですが、保存樹とかかれているのかな?
そして隣にも神様が祀られています。
公園の入口横に四通八達の石碑が建てられています。大正時代に周辺道路を整備した記念碑ですね。
以前、この近くにあった東蓮寺の廃墟には、墓石が点在して、竹やぶや雑草が生い茂り、蛇やムカデが多く出たので地元の人も敬遠していました。
しかし、高等学校(九大)の設立を契機に整備が進められて、それ以来、東蓮寺道と呼ばれた南北に通ずる新道が通されました。石碑はその名残ですね。