漁港の町で信奉される豊漁の神様
姪浜を散歩していると恵比寿神社という名前が地図に出ていたので行ってみます。姪浜は唐津街道の宿場町ですが、漁師町や炭鉱町としても有名です。
住宅街の間を走る参道というか路地を進みます。所々に少しカーブしていて綺麗な直線ではありません。古い縄張りをそのまま利用してある道路のようですね。
この先は行き止まりですね、そして奥の崖は以前に取材した探題塚がある場所です。
こちらが恵比寿神社です。路地の奥まった場所に鎮座されています。
御祭神は事代主神、通称恵比寿様ですね。さらに七福神の一神で、釣竿を持ち、脇に鯛を抱えていることから豊漁の神様として漁師さん達に信奉されています。
恵比寿神社 本殿
こちらの姪浜は姪浜漁港がある事からも分かるように、古くから漁師町として栄えていました。要するに周辺の漁師さんが毎日お参りできるように、こちらに勧請したのでしょう。
年代物の手水鉢があります。
こちらの神社の建立記念に建てられた石碑が残っていました。