古い漁師町に鎮座する漁業の神様
旧唐津街道の北側、古い漁師町をブラブラしていると、公民館の横に姪の浜事代神社がありました。
事代とは事代主命(ことしろぬしのみこと)で、大国主命(おおくにぬしのみこと)の子供で、海上・漁業・商業の神様として知られています。
境内は公民館の駐車場も兼ねているようですね。集会所に勧請された町内の神社といった雰囲気です。
旧町名は東町というのですね。実はこちらは黒田藩儒学者の亀井南冥先生の実家の斜め前になります。南冥先生もこちらの神社にお参りしていたのでしょうか。
本殿というよりは祠のような感じですね。しかし、立派な石造りの鳥居があります。
そして扁額もしっかりとついています。東町の漁師さん達は、毎日こちらにお参りしてから出漁していたのでしょうね。
使われなくなて朽ちてしまった手水鉢。
氏子さん達の名前が彫られた石碑です、おそらく東町の人たちでしょう。
姪の浜事代神社
おや?御本殿の中にご神体がいらっしゃいますね。
釣り竿を持ち、そして鯛を抱えていらっしゃいます。漁業の神・恵比寿様です。