菅原道真公が降り立ったゆかりの場所
平尾八幡宮にやってきました。歴史的には平尾天満宮の方が古いようですが、しかし社名は平尾八幡宮になっていますね。
祖父の家が近いので、子供の頃から境内で遊んでいた、慣れ親しんだ神社です。
そして、こちらの神社派かつて平尾村の村社に指定されていました。正面の社殿が八幡宮です。
立派な手水舎です。しかし使用中止の為、代わりに消毒液が置かれていました。
八幡宮の御由緒です。元々は別の場所にあり、そして慶長年間にこちらの場所へ遷座されたそうです。
普段はあまり人気がありませんが、正月期間だけあって賑わっていました。
社務所です。しかし正月期間でも開いていないという事は、ほぼ無人なようです。
平尾天満宮(天満天神/姿見天神)
実は境内のあるこの場所は、菅原道真公が左遷されて太宰府に赴任する際、九州に上陸してはじめて立ち寄った場所だという言い伝えがあります。
この丘の上から博多の街を眺め、哀れな自分の境遇をみて嘆き悲しんだ事から姿見天神とも言われていました。
天満宮の由来が記されています。住吉宮、櫛田宮、筥崎宮など博多の最古参のお宮に肩を並べるほど歴史の古い神社だそうです。
すでに使われなくなっていますが、手水鉢などもあります。
こちらは菅原道真公が腰掛けて休んだと入れる石の復刻版です。実際に座る事ができるので、受験生は学問の神様のご神徳にあやかっておきましょう。