佐賀藩主鍋島家の菩提寺

天気が良かったので、ちょっと高伝寺に行ってきました。

1552年に龍造寺家の家臣だった鍋島清房により創建されました。後に佐賀藩初代藩主となる孫の勝茂が、伽藍・寺領を寄進し鍋島家の菩提寺となります。

鍋島藩祖・直茂の350回大遠忌を祈念して、1966年に建立された鐘楼堂
梅の花が見事なことでも知られるお寺です。樹齢約400年の霊徳寿梅も
紅梅、白梅が咲き誇ります
本堂へ
本堂
巨大です

佐賀藩最後の藩主だった直大が1871年に鍋島家や竜造寺家の先祖の墓を高伝寺に集めました。

墓所入口

墓所には正面と東側に龍造寺隆信をはじめ龍造寺正統、西側に鍋島家正統の墓碑が並んでいます。

広いです

大きなお墓や石灯篭が整然と並んでおり、圧倒されます。かつての主家であった龍造寺家も弔っているところが、いいですね。

龍造寺隆信の墓
隆信の嫡男・政家の墓
藩祖・直茂の墓
初代藩主・勝茂の墓

境内には副島種臣のお墓も

副島種臣のお墓
幕末の思想家・枝吉神陽の墓も

副島種臣のお墓まで、ここにあるとは知りませんでした。佐賀の偉人にゆかの深いお寺ですね。