文献記録に登場しない謎の寺院跡
天気が良かったので、ちょっと大願廃寺跡に行ってきました。
奈良時代の7世紀末から8世紀前半頃の瓦が出土されていることと、柱を立てるための礎石が存在することから、ここに寺院があったと推測されています。文献になにも記録が無いことから、寺院の名称は分かっていませんが、大和町大願寺地区にあるという意味で大願寺廃寺跡と呼ばれています。
で、その礎石ですが、拝殿の柱礎として利用されています。
歴史に埋もれて名前も残ってない寺院跡ですが、残り香の礎石が悠久のロマンを醸し出しています。案内板によると、本格的な発掘調査は行っていないみたいなので、もし調査が行われれば、謎が解けるかもしれませんね。