那珂郡十七ヶ村の惣産土
高宮八幡宮へやってきました。この近くの母方の実家で生まれた自分にとっては、産土神でひさしぶりのお参りです。
高宮八幡宮は高台にあり、高宮駅からは近いようにみえて結構坂道を登る必要があります。
年間行事が貼り出してあります。特に成人の日のどんど焼きが有名ですね。
駐車場も完備です。空き地があるので、結構な台数が停められます。
では、駐車場横の脇参道からお邪魔します。
合流地点です。先ほど見上げていた場所が階段の下になります。
では境内に入ってお参りしましょう。
神職の方が常駐している社務所があります。それゆえに境内は非常に綺麗に保たれています。
そして手水舎もちゃんと稼働していました。
しかも花手水まで横に!
高宮八幡宮 社殿
それではお参りします。ひさしぶりのご挨拶なので、いつもより念入りに。
神功皇后のゆかりの地として神様を祀ったのが最初で、江戸中期には那珂郡の鎮守として広く尊崇を集めました。
御祭神は玉依姫命、応神天皇、神功皇后です。
続いて境内末社をみてみましょう。庚申様や猿田彦様が並んでいます。
次に恵比寿様と大黒様が親子で鎮座されています。
さらに隣に、面白い参拝方法の恵比寿様と大黒様がいらっしゃいました。
家の方角に像を動かしてからお参りすると、大黒様と恵比寿様が訪れるそうです。
最後に筑前国続風土記拾遺から高宮八幡宮に関する記事を抜粋します。
高宮八幡宮
筑前国続風土記拾遺 巻之十一 高宮村
田ノ頭といふ所にあり。産神なり。八幡三神を祀る。神体ハ劔の硎石なり。其数あまたりと云。神宝に古面あり。此社また平尾八幡宮とともにいにしへ神后御経過有し地といふ。古宮址とて坤方小高き所に在。