軽い気持ちで来て、ちゃんと汗をかいた話

別名、ムクリ岳。標高158.5m。

車で行けそうな道ですが、関係者以外は進入禁止。
ここから徒歩です。この時点では、まだ山を甘く見ています。

登る途中にあった石。防塁なのか、ただの石なのか。
説明はありません。こういうときは「きっと意味がある」と思うことにしています。

ひたすら歩きます。考えることも、だんだん減ってきます。
無になります。

案内板発見。「もうすぐだ」と思わせておいて、
まだ500メートルあるそうです。
まだ500メートルか。もう500メートルか。
ここが分かれ道です。

汗が出てきました。冬です。
おかしいなと思い始めます。

歩くこと約20分。石碑が見えました。
「着いた」というより「終わった」という気持ちが近いです。

修復された蒙古山の碑。逆光で、少し荘厳。
1895年、ここで亡くなった人たちの魂を鎮めるために建てられたそうです。

2005年の西方沖地震で倒壊。令和になって有志の手で再建。
モンゴル国籍の方が「先祖のお墓が壊れたままなのはつらい」と心を痛めたことが、
きっかけだったそうです。

2021年の安全祈願祭には白鵬関も出席。手形があります。思ったより小さい。
わたしの手と、あまり変わらない。
横の「日下開山」の字は、やたらと強そうです。

裏には漢文。要は、
・ここは昔から大事な場所
・戦もあった
・人は去り、山は残る
ということが書いてあります。だいたい合ってると思います。

明治7年(1874)の佐賀の乱では、西郷軍がこの山を拠点とし、官軍と向かい合った場所でもあったそうです。人の歴史はいろいろあったけれど、山は今日も変わらず、ここにいます。

最後は、この景色。玄界灘が一望。
たぶん壱岐島も見えていた……気がします。

山は変わらない。海も変わらない。
変わるのは、人と、体力。
登ってよかったかどうかは、下りながら考えることにしました。

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投稿者

arahira

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