清流のせせらぎが聞こえるお宮

古湯温泉に立ち寄った際、鳥居のしめ縄がひときわ下がっているのが気になって足を伸ばしました。

温泉街から300mほど歩く

しめ縄がダラリと下がってる鳥居を見たのは初めてでしたが、珍しくはないみたいですね。調べてみると神域に立ち入るため低頭して入ってもらうためだとか。なるほど。

一の鳥居

淀姫神社は佐賀県に多く分布していて、淀姫(与止日女・世田姫・豊玉姫)を祭神とする神社だそうです。確かに淀姫神社で検索すると佐賀県内でたくさんでてきます。また、長崎県にもいくつかありました。
もともと淀姫神社は富士町の嘉瀬川側にあって、明治時代に貝野川側にある諏訪神社に合祀されたそうです。一の鳥居の扁額は淀姫神社、二の鳥居には諏訪神社と刻まれているのは、このためだと思います。

神社そばを流れる貝野川

一の鳥居の扁額。諏訪神社とあります

二の鳥居。風化してますが諏訪神社と刻まれているのが確認できます
拝殿
拝殿は淀姫神社、諏訪神社の扁額が並ぶ

境内には九郎堂と呼ばれる小さな堂があります。 1336年に足利尊氏との戦いに敗れた阿蘇九郎惟成は古湯の湯で回復し、九郎堂を建立して、そのまま永住したと伝えられているそうです。元は古湯の天河という場所にあったそうですが、合祀のさいに移転したのだとか。

案内番
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