老舗製麵所が提供する中世博多うどん
博多名物といえば「ラーメン」や「もつ鍋」などを連想しますが、最近はメディアの影響もあって「うどん」も注目を浴びるようになってきました。
諸説ありますが、うどんは博多が発祥といわれており、承天寺には聖一国師がその製法を持ち帰った事を示す石碑まで立っています。遣唐使が往来していた頃は、大陸へのルートの玄関口は博多が一般的だったので、やはり最初に到着したのは博多なのかなと思います。
春月庵
承天寺通りの入口横に、博多で一番古い製麺所が運営する「春月庵」があります。そしてこちらは製麺所が運営するお店だけあって、ランチタイム以外は麺は食べ放題の大サービス!ランチタイムも3玉までは同じ値段で食べられます。
どの位ボリュームがあるのかわからず危険なので2玉で「ごぼう天うどん」を注文。しばらくすると洗面器のような大きな器で運ばれてきました、2玉で正解。。。食べてる途中も、お姉さんがしきりにおかわりをすすめてくれます。
麺は博多うどん独特のコシの弱いポワンとした食感の麺、この変は博多の人でも好みが分かれますね。こちらのお店では、小麦の胚芽やふすま(麦の薄皮)も含めた製法で作っている中世スタイルです。スープは塩分控え目で優しい出汁の印象です。
ごぼ天は食べやすい長さのストレートタイプ。そしてサクサクで優しいスープとマッチしていて美味しいです。