人馬が行き交った三瀬街道の要衝
司馬先生をリスペクトして勝手にお届けする「街道をゆく」シリーズ。今日は早良区の金武宿です。中心部に近づくに連れて、段々と旧街道っぽい感じの道になってきました。前回の次郎丸宿から距離的に近いですが、こちらの宿場の方が歴史が古く、筑前二十一宿に数えられている事から大規模な宿場だったのでしょう。
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緩い曲線が街道っぽい。
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ゆる~~~い坂道になっています。
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案内板がありますね、どうやらこの辺が金武宿の中心部のようです。立派な石垣や漆喰の蔵があるお屋敷もあります。
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宿場の中心に人馬継所(馬や人足を手配するところ)があり、木賃宿が一軒、その他にも醤油屋・酒屋・紺屋・質屋・雑貨屋などが営まれていたとあります。ちなみに筑前二十一宿と案内板にも書かれていますが、長崎街道の筑前六宿を合わせて筑前二十七宿という呼び方もあります。
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平坦な道はこの金武宿まで、ここから先は峠道になっていきます。
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中心部のすぐ近くにこの宿場を担当する天神社がありました。大体、宿場町の近辺には神社があります、旅の安全祈願をしていたのでしょうね。
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地域の人によって綺麗に手入れされています。
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靴を脱いで、本殿の中に進んでお参りするというスタイルでした。厳かな雰囲気の中をちょっと緊張しながら一人でご挨拶します。
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こちらは福岡側からの宿場入り口です。ゆるやかなカーブを描いている坂道です。この街道を福岡と佐賀の藩士達が行き交っていたと考えると浪漫がありますね。