栄西が建立した毘沙門堂
天気が良かったので、ちょっと毘沙門山に行ってきました。
糸島半島の東側にある毘沙門山は標高179m。北側は断崖絶壁なのですが、これは自然の要塞ではなく、かつて砕石場があり、岩が削り取られたため、このような形になりました。
山頂から見渡せる今津海岸には元寇防塁跡があり、その資材は毘沙門山などから持ってきたそうです。
頂上の付近までアスファルト舗装の林道が整備されているため登るのは容易。サクサクと登れます。
毘沙門山の名前は、安時代末期から鎌倉時代初期の僧・栄西が山頂に創建した毘沙門堂に由来します。栄西はこの地に10数年間滞在したそうです。
今津海岸から波打つ音が聞こえます。