天神の由来になった道真公ゆかりの社
アクロス天神前にある、水鏡神社です。祭神は菅原道真公、またの名を「天神様」です。九州最大の繁華街になった天神の名前の由来になった神社です。
元々は天神町(てんじんのちょう)と呼ばれていました。しかしいつの頃からか天神と省略されて定着しました。
初代藩主・黒田長政によって、福岡城の鬼門を守るために現在地に移され、水鏡天満宮という名前になりました。元々は四十川のほとりで水面に映った自分の姿を映し、そして悲嘆した場所に建てられた神社で姿見天神と呼ばれていました。
こちらの扁額を書いたのは、福岡が生んだ初の総理大臣・広田弘毅です。なんと小学生の時に書かれたものだそうで、凄い達筆ですね!
社殿を再建したのは二代藩主・黒田忠之公です。暴君や暗君のイメージがあるお殿様ですが、意外にも寺社仏閣の再建をよく行っていたようです。
ビルの谷間のパワースポット
境内の様子、ウナギの寝床のようにビルの合間に敷地があります。当然ですが、筑前国続風土記にも登場しています。風土記によると、以前は観音院という寺院も同じ敷地にあったようですが、廃仏毀釈でなくなったようです。
鯉が気持ちよさそうに泳いでいました。まさに都会のオアシス。
流行りの花手水ですね、綺麗。
神殿内部の様子。
歌碑がありました、誰のうたでしょうか?
こちらは読み手の名入りです。
境内には宇賀神社と恵比寿神社も祀られていました。
天神様と言えば牛。
振り返るとアクロスが、天神のど真ん中にある事を実感できますね。
神社の横は、近隣サラリーマンが集ううまかもん通りです、有名な鯖定食の専門店もありますよ。