ため池のほとりに佇む神仏習合の社
旧街道を西へ進んでいると桜に囲まれたお社をみつけました。
鳥居などはありませんが、地図で確認すると女原神社と出ていますね。
女原神社の前には大きなため池が広がっています。おそらく周辺の田んぼに水を供給しているのでしょう。
門柱は残っていますね、狛犬なども見当たりません。『筑前國続風土記附録』巻之45 志摩郡 下 女原村にそれらしい記事がありますが、名前が一致しない。もしかしたら廃仏毀釈の影響で名前が変えられたのかも。
施錠されています。中を覗いてみると石仏がありました。やはり神社ではなくお寺跡?
庚申塔ですね、周辺の神社では必ずみかけます。
神社裏手にはご神木のような大きな木が2本。
木の根元部分に2体の石碑。今も信者の方の参拝が続いているのでしょう、綺麗な榊がお供えされています。