九州最古級の古墳
天気が良かったので、ちょっと井原1号墳に行ってきました。
なだらかな田園地帯に緑におおわれた墳丘がぽつんとあるので、以前から気になっていました。
全長は約43m、後円部の直径約25m、前方部の長さは約20mです。墳丘は前方部2段、後円部3段に造られていて、葺石も施されています。いまから1700年~1650年前に築かれたと考えられています。怡土地方を治めた首長を埋葬したと考えられています。前方部は北に向いており、全長は約43メートル、後円部の直径約25メートル、前方部の長さ約20メートルです。墳丘は前方部2段、後円部3段に造られています。
後円部から登ってみました。傾斜があり、どこから登っても滑りやすく、両手を付きながら這うように進みました。サンダル履きだったのもありますが、、、
墳頂は石が散乱していました。よくみたら崩れた墓石もあり、かつて墳丘上は
墓地だったそうです。
平成14年に発掘調査が行われており、大型の組合式箱型石棺(全長約2・5m)が発見されています。石材は抜き取られていて、ほとんど残っていなかったそうですが、抜き取られた側石の1枚が木と一体化するようにして残されています。
石棺外からは鉄剣、鉄鏃とともに、鋸、斧、ヤリガンナ、錐などの鉄製工具も出土したそうです。