社名が変遷した珍しい神社

次郎丸を散歩していたら、神社をみかけたので寄ってみました。

我が推し神様の埴安様だ!土の神様だけあって、農村地帯にはよく祀られていますね。

それにしても綺麗に整備されています。そして参道に石柱のようなものがありますが、こちらは標柱(しめばしら)と言われるもので、瀬戸内地域に多くみられると聞いたと事があります。

手水舎も綺麗に清掃されていて気持ちが良いですね。

埴安神社の縁起がありました。しかし勧請された年代は不明のようです。江戸時代より前は、ここより北西に300mほど離れた所に祀れていたとありあます、三瀬街道沿いですね。

そして天明年間には「拾陸天神社」として祀られていたそうで、梅の神紋やなで牛から菅原道真公とも何か縁があるようですね。

境内の建物は比較的新しい雰囲気ですね、さらに落成記念の石碑もまだ綺麗です。

筑前国続風土記拾遺 巻之四十五にわずかですが、こちらの神社の記載がありました。

十六天神社
本村に在。産神なり。社後北より東に神池めくれり。埴安命を祭れり。

筑前国続風土記拾遺 巻之四十五

一応、駐車場が併設されていましたが、こちらは関係者専用みたいですね。

本殿隣には、社務所兼寄合所が併設されています。おそらく祭事の時にだけ開くのでしょう。

地域の神社が寄り合い所になるのは、全国的にあるあるですね。