境内には遊具もある安産・育児の神さま
唐津街道を西進していると、大きな鳥居があるので以前から気になっていた神社です。
産宮神社は第二代綏靖天皇を産んだ、奈留多姫命を祀っている神社です。
お産の伝説がある神様ですから、その結果、安産育児の神さまとして糸島近隣の人に信奉されています。
育児の神様ですから当然ながら、初宮参りや七五三の行事が沢山行われているようです。この日も何組か神殿で儀式を行っていました。
しかし、毎回疑問に思うのですが、よくみかけるこの平たい石は何をするものなのでしょうか?
こちらが産宮神社の社務所です、平屋を改造したような珍しい造りですね。
また手水者も独特でした、柄杓がなくちょろちょろとでている水で清めます。
育児の神様らしく、境内には子供が遊べる遊具が設置されています。
御本殿です。休日の為、儀式の順番待ちができていました。
毎年の成長を楽しめるように身長計があります、前に立って記念写真を撮れるようになっているので、成長を実感できて良いですね。
神功皇后由来の子安梅
神功皇后が朝鮮半島から持ち帰ったと伝説がある子安梅がありました。
おそらく株分けされた木ですかね、まだ若い木の感じをうけました。この木から梅の実を戴くと安産になるそうです。
境内の末社に宮地嶽神社がありました、何か関係性があるのでしょうか?
他にも様々な神様が末社として祀られています。近隣の人たちが信仰していた名残ですかね。
庚申信仰もあります。
この日は休日だったせいもあり、子供達の姿が多くみられました。優しい神様が見守っている雰囲気があり、とても居心地の良いお社です。