福岡三大ソウルフードの一角
福岡の三大ソウルフードの一角を担う牧のうどんの本店に来ました。そして福岡うどんチェーンの御三家とも言われていますね。
店名の由来は「牧にあるうどん屋さん」を省略して「牧のうどん」です。つまり「牧」が地名で「の」は助詞になります。福岡の人でも発音を間違えている人が多いですよね。
あまりに発音を間違えられ、そのため看板の「の」を小さくしているのだとか。
製麺所に併設されたのが特徴のうどん店で、カウンター内に自動麺切り機と茹で釜がベルトコンベアーで繋がれています。
注文は自分で個数や麺のかたさを書き込むスタイル。おすすめは「硬めん」です。
ごぼう天か肉ごぼうが人気ということで、今日は肉ごぼうにしました。かなり甘いです。
おにぎりには、出汁ガラで作った昆布の佃煮と鰹節のふりかけ付。
牧のうどんは食べても減らない?
牧のうどんは冷水で絞めない製法で、加水率も低いのでどんどんスープを吸って膨張します。柔らかいほど膨張率が上がります。「食べても減らないうどん」と言われる理由です。ちなみにうどん店では珍しく替え玉もできます。
麺がスープをどんどん吸ってしまうので、追いスープのやかんが常備されています。
どこの店舗も同じような間取りですが、カウンターとテーブル、そして広めな畳のお座敷です。
スープはまとめて作られて、毎日各支店に配送されます。支店は本店から車で90分以内の所に作られているのはその為です。