鍋島家歴代藩主の崇敬あつい稲佐神社

天気が良かったので、ちょっと高町宿跡に行ってきました。
高町宿は長崎街道の多良通(浜道~多良街道)にあった宿場で、両隣が六角宿と鹿島宿があります。この宿場の北側には稲佐神社の大鳥居があります。2本の柱を結ぶ横石の貫は1本の石から切り出したもので、非常に珍しいものだそうです。

六角宿へと続く街道。この辺りが宿場の中心地でした。写真左方面に大鳥居があります。

大鳥居をくぐり、まっすぐに進むと稲佐神社の参道が見えてきます。稲佐神社の創建ははっきりとは分かっていませんが、861年に従五位下、885年には従五位上に叙せられたことが記録されています。毎年10月19日の秋季大祭では流鏑馬が行われています。

長い石段を上っていきます
稲佐神社参道の肥前鳥居
「天正十三年 乙酉 當美鳥居」などと刻まれています
1721年建立の鐘桜
1721年建立の神門
拝殿

再び、稲佐神社の大鳥居に戻り、街道を800mほど南下すると、錦江のいぼ地蔵があります。患部と同じところをお地蔵さんの石肌に触れると、治癒していくと信じられています。

錦江のいぼ地蔵

ここから更に南下していくと、宝島の集落にたどり着きます。ここには、放生池畔の石塔群、などがあります。

宝島の交差点。写真左に進みます
放生池畔の石塔群
 

彦島神社

この宝島地区には彦島神社があります。小ぶりの神社ですが、街道沿いにあることから、多くの旅人が参拝したと思います。

写真右の道は長崎街道
拝殿。トタン屋根ですが、昔は瓦葺きだったと思います。