安徳天皇が落馬した伝説が残る神社

御子神社へやってきました。周辺の地区では、昔からこどもの守り神として信仰を集めてきた神社です。

住宅街の中の分かりづらい場所にありますが、駐車場も完備されています。

御子神社の御祭神は安徳天皇です。ある年の大晦日に大宰府から糸島郡吉井に遷御された際に、この地区を通り過ぎようとされましたが、誤ってシメ縄に引っ掛かり井戸に落ちた伝説があります。

その為この地区では、白馬は飼わない、正月のシメ縄は飾らない、井戸を掘ってはいけないという習わしがあります。

御由緒です。筑前国続風土記拾遺での記録を元に書かれています。


上長尾村
鬼ノ木に在。産神也。安徳天皇を祭ると云。村老相傳ふるは一年除夜に安徳天皇白馬に騎し此地を過給ひしか、惣に井中に隋て殂し給ふ。是より今に至りて村内井を穿らす。又白馬を養わす。もし犯せは必災有と云。牽強なるへし。

筑前国続風土記拾遺 巻之四十五

そして現役の手水舎。

祭事に使う榊も境内に植樹されています。

他にも、花梨の木などが植樹されていました。

立派な実がなっています。美味しそうですが、このままでは食べられません。

石額の説明です。皇族ゆかりの神社なので宮という称号が用いられています。

こちらが御子宮の石額。

村懐の碑です、旧町名や人口などの変遷が記されています。

教育勅語の看板までありました、立て看板が多く設置されています。

御子神社 社殿

さて、お参りしましょう。

この日は社務所は締まっていましたが、しかし常駐されていそうな雰囲気です。

お食い初めに使用する御子石がありました。なぜかチョコレートのお供えも(笑)

お乳の出がよくなるという石です。妊婦の方専用のパワースポットですね。

左が祇園社で、右が社日様です。

境内には保存樹に指定されたシイの巨木がたくさんあります。

境内にはお地蔵様もいらっしゃいました。神仏習合の名残でしょうか。

孝行桜と命名された若木と老木が交わっている桜。

確かに支えているようにみえなくもない。

正月に活躍する、古いお札などのお焚き上げ場ですね。

境内の奥に火の見櫓を支えていた石柱がありました。いわゆる文化財ですね。

隣には上長尾歴史資料館が。郷土史家の方が建てられたのでしょうか?

そして、こちらの神社は車椅子の方でも参拝できるように設計されていました。

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