脇山の発展に寄与した比丘尼
天気が良かったので、ちょっと比丘尼之碑と墓に行ってきました。
比丘尼は中世から近世に熊野権現の信仰を広めるために諸国を巡り歩いた尼僧のことです。今回の比丘尼の墓は、西暦900年前後に紀州熊野から、脇山に移住した尼僧の墓です。地域住民のために吊溝という農業用水路をつくり地域に貢献したそうです。
入口から7、8分ほど歩くと到着しました。
なぜ碑が建立されたかというと、1922年5月の干ばつ時に、この比丘尼の墓の前で雨乞いをしたところ、見事に雨が降ったことへの謝意と比丘尼の地元への貢献を改めて顕彰したものだそうです。
北側に尾根が延びていたので、何かあるかと歩いてみました。
歩いてみると、こちらからも、碑と墓に通じているみたいです。
ですが、こちらは勾配が急で左側は崖になっていました。食い止めてくれる木々も2、3本しかなく、慎重に下りました。結構、怖かった、、、
おまけ
近くには「椎原温泉 割烹旅館みはる荘」があります。ここのランチバイキングレストラン「みのり(農)」はとても美味しいので、寄ってみるのもいいかもしれませんね。