龍造寺氏と激闘を繰り広げた神代氏の居城
天気が良かったので、ちょっと三瀬城跡に行ってきました。
福岡県や佐賀県にお住まいの方なら、城の名前から、すぐにピンとくると思いますが、三瀬峠にあった戦国時代の山城です。佐賀側にありますが、城主の神代勝利は龍造寺に屈することなく、抵抗し続けました。
三瀬城は背振山地中央部の標高560mの城山の山頂にあります。築城は三瀬宗利。享禄年間(1528年~1532年)に築かれました。その後、神代勝利を迎えると、やがて勝利は背振山地一帯を統一。龍造寺氏と激闘を繰り広げました。
この神代勝利という武将は、かなり武勇に優れた人だったようで、曲渕、荒平城など早良方面にも攻め入り、小田部や曲渕、原田、大津留などの諸将を蹴散らします。早良勢が和睦を申し込んだので、侵略せずに受け入れます。この時に和を結んだお陰で、龍造寺が攻め込んで来た時にこれら諸将の協力を得ることが出来ました。
この時期はスズメバチや虫、マムシなどが出てくる心配がないので、こういった場所もアドベンチャー感覚で登っていけました。楽しい。けど、夏場はちょっとキツいなぁ。今がベストシーズンだと思います。30分ほど登ると山頂に到着です。
、、、思ったよりも長くなってしまいました。前編と後編に分けます、、、
次回、後編です。