龍造寺家や鍋島家の祈祷寺
天気が良かったので、ちょっと河上山実相院に行ってきました。
川上峡のそばにある寺で、高僧・行基が712年に開山したことに始まります。1211年に天台宗から真言宗に転じ、諸大名に信仰され、龍造寺家や鍋島家の祈祷寺にもなりました。
門の左右に鎮座している仁王像も1643年頃に造られたとされています。ヒノキ造りの260センチもある巨像です。
この実相院には1089年以来の長い歴史を持つ大法要が行われています。宗派を問わず毎年4月10日~20日まで、6時、13時、20時に鐘の音と共に約2時間のお経があがります。
四国八十八ヶ所一番礼場
よく通る川上峡のそばに、こんなに格式が高い寺院があることに気が付きませんでした。4月の大法要は宗派に関係なく参加できるそうなので、参加してみるのもいいかもしれませんね。