幕末維新期の佐賀がテーマ

天気が良かったので、ちょっと佐賀城本丸歴史館に行ってきました。
佐賀城跡に佐賀藩10代藩主・鍋島直正が建てた本丸御殿の一部を忠実に復元した歴史博物館です。平成16年8月に開館しました。

入口にある鍋島直正像

駐車場から鯱の門を潜り、本丸歴史館へと向かいます。屋根の両端には鯱の門と呼ばれる由縁となった青銅製の鯱が載っています。

1838年築造の鯱の門

木造瓦葺き平屋建(一部2階)で、延べ床面積は2467㎡と、木造復元物としては国内で最大の規模を誇ります。

本丸御殿

館内は幕末・維新期の佐賀藩をわかりやすく伝える施設として、佐賀藩の科学技術、佐賀が輩出した偉人などについて分かりやすく紹介しています。また、テーマ展も盛んに催されています。

常設展示
広いお部屋
特別展示もやっています

幕末・維新佐賀の八賢人おもてなし隊

本丸歴史資料館を訪れた時に、是非、観てもらいたいのが幕末・維新佐賀の八賢人おもてなし隊による寸劇です。八賢人のエピソードや史実をユーモアを交えて熱演。2012年9月から毎週日曜日に上演されているので、もうかれこれ10年以上におよぶ活動なんですね。素晴らしい。

さまざまな組合せの3賢人が登場し、日曜日に5回上演

ちなみに鍋島直正、島義勇、佐野常民、副島種臣、大木喬任、江藤新平、大隈重信が佐賀の七賢人。これに枝吉神陽を加えたのが佐賀の八賢人だそうです。初めて知りました。

この佐賀城本丸歴史館は入館料が無料です。嬉しいですね。いつまでもこの状態が続けばと、心付けして帰りました。