東彼杵の歴史にショワッチ
天気が良かったので、ちょっと東彼杵町歴史公園に行ってきました。
県下最大級の「ひさご塚」古墳を基点とした公園で、東彼杵町歴史資料館、旧家の「旧岳中邸」が園内に移築されています。
東彼杵町は弥生時代から古墳時代にかけて彼杵の中心でした。江戸時代になると長崎街道と平戸街道の宿場町であったほか、鯨猟の荷揚げ場所となるなど、流通、経済の要所として栄えました。
公園内には歴史民俗資料館があり、ひさご塚古墳などからの出土品や農具、大村藩時代の武具や手紙などが展示されています
2階は残念ながら撮影NGでした。江戸時代の東彼杵の歴史を紹介しているのですが、なかでも興味深かったのが、木場武士団でした。佐賀から大村への攻め入口を防ぐために、江ノ串村に配置された鉄砲組で、大村藩士の次男、三男が中心でした。平時は訓練などに従事しましたが、農繁期には農業に専念した半農半士です。また、取材して取り上げたいと思います。
園内にある旧岳中家住宅は、山間の農村にあった明治時代の富農住宅を移築したものです。
東彼杵町には数多くの歴史文化財や史跡が残っていることに驚きでした。また、行ってみようと思います。