建物から風格を感じる時宗の古刹
光福寺というお寺にやってきました。宿場町として姪浜が発展する以前からこちらに伽藍を構えていました。
住宅街に突然、山門までの参道が現れる感じです。両端の壁はかなり年季を感じます。
こちらが光福寺の山門、写真では分かりづらいですが『時宗 光福寺』と表札がかかっています。
山門を抜けるとすぐ横にお堂があり、札所を示す番号がふってあります。
そして、そのお堂の横には小さなお社、神仏習合の名残でしょうか。
さらに山門入ってすぐにお地蔵様をはじめ石仏群。きちんとお花が活けてあります。
光福寺 本堂
さて、本堂へ行って写真を撮ろうと思ったのですが、しかしなんとなく入りづらい雰囲気だったので、遠目から写真を撮って退散しました。
実は筑前国続風土記拾遺でも取り上げらている古刹です。
光福寺
筑前國続風土記拾遺 巻之四十三 早良郡 上 姪濱村
魚町に在。時宗博多称名寺の末なり。 開山を師阿上人といふ。明徳3年示寂。
参道の横には、ちゃんと参拝者用の専用駐車場まで完備しています。