地域の集会所も兼ねている泊地区の産土神

泊八幡宮へやってきました。引き続き、糸島の泊地区を散策しております。

こちらは、鳥居の苔の生え具合からも、この地区でかなり古くから鎮座されているお社のようですね。

明治時代につけれた村社の社格、やはりこの村の中心として存在しているようです。

村の中心ということで、公民館も併設されています。

さらに地元の土地区画整理組合の事務所などもありました。

境内は、かなり広々とした駐車場スペースが備わっています。糸島在住だと一人一台という感じっぽいですね。

さて、こちらの神社の縁起ですが、創建に関しては詳しく書かれていません。筑前国続風土記拾遺で調べてみましたが、江戸時代の時点ですでに分からないようです。

八幡宮
産神なり。應神天皇を祭り奉る。鎮座の年歴傳ふる事なし。

筑前国続風土記拾遺 巻之四十五 志摩郡 泊村

境内には年季の入った奉納品が多数みられます、村社に指定されていただけあり、氏子さんも多そうです。

泊八幡宮 社殿

したがって清掃も行き届いている、よく手入れされた立派な社殿ですね。

さて、お参りしましょう。御祭神は応神天皇と神功皇后です。他にも境内には末社のお社もあります。

そして、藤棚などもありました。藤の花が咲く時期になったら綺麗でしょうね。

最後に、社殿の右奥に用途の分からない建物があったのですよね。昔のお社とかでしょうか?