本丸を目指します。三の丸、二の丸は、それぞれ200~300m間隔で、配置されています。
至る所に岩があるのですが、人工的に削られたものが散見されました。何かに使おうとしていたのでしょうか。
珍しく傾斜があるところを進むと
本丸に着きました。さすがにここは広い。
祠のようなものがありました。
波多・・・などと刻まれているのがはっきりと、分かります。この本丸から少し下ったところに石垣をめぐらせた曲輪「三左衛門殿曲輪」があります。
本丸から下ります
曲輪を囲む石垣
立派です
姫落とし
さらに先に姫落としという、なんとも物騒なスポットがあります。
細い尾根を下っていくと
姫落とし岩。豊臣秀吉から改易される際に、秀吉の大軍が岸岳城を取り囲み、波多野氏の家臣団は抗議の意味を込めて切腹、女子供はこの崖から身を投げたり落とされたりしたとか。。。あくまで言い伝えであってほしいです。。。
落ちたら、おそらく死にます。
が、良い景色です
また、姫落としのそばには伝抜け穴があり、ここから場外へ脱出したとか。
本丸まで比較的楽に行ける山城で、駐車場も十分にあるので便利だと思います。是非、登城してみてはいかがでしょう。