未盗掘だった前方後円墳

糸島をツーリングしていると古賀﨑古墳という看板をみかけました。

どうやら古墳があるようですね。それでは、看板に従って進んでみましょう。

しばらく進むと道が段々と傾斜になっており、小高い丘になっています。おそらくこの辺一帯が前方後円墳なのでしょう。

丘の上にはお堂と忠魂碑などがあり、そして奥に白い柵で囲まれたエリアがあります。

西堂 古賀﨑古墳

古賀﨑古墳の案内板がありました。実は昭和32年(70年前)に発見されて発掘調査が行われたようです。

幸い未盗掘だったようで、中から須恵器・土師器・馬具・武具・装身具などが多数出土しました。その結果、糸島市の有形文化財に指定されています。

しかし簡単な柵があるだけで、石室はほぼ剥き出し状態。古墳好きな人にはたまらないスポットですね。

ただ、この穴は工事の際に壊れてできたものだそうで、本来の入口は反対側に埋まっているそうです。

さて年代ですが、大体6世紀中頃の古墳みたいです、日本に仏教が伝わった頃ですね。

田んぼの奥にある赤茶色のビルが伊都国歴史博物館

最後に、こちらの出土品は北側に1kmほど離れた伊都国歴史博物館で見学する事ができます。