龍宮伝説発祥の地に縁結びの神様
龍宮神社へやってきました。そして遠くには先ほど訪れた開聞岳がみえていますね。
こちらは薩摩半島最南端の長崎鼻、実は浦島太郎と乙姫様が出会った龍宮伝説発祥の地として知られています。
では、鳥居をくぐってお参りしましょう。
加えて、龍宮伝説にちなんで社殿も龍宮城がモチーフになっています。
現在の神社建立のあゆみです。九州新幹線の鹿児島乗り入れや、たまて箱運行が契機になったそうです。昔から小さな祠はあったそうですが、しかし詳しい創建は分かりませんでした。
さて角度を変えて正面へ。真正面から観るとまさに竜宮城。
社名が彫られた石碑。
神社が鎮座する長崎鼻には、今でも海亀が産卵の為に上陸するそうです。まさに浦島太郎の世界観ですね。
とても分かりやすい家系図がありました。浦島太郎は天照大御神の孫にあたる神様です。
手水鉢が珊瑚を利用したような、独特な形をしていました。何という石なんだろう?
龍宮神社 拝殿
では、拝殿に入ってお参りしましょう。しかし、一般的な神社とはかなり様相が異なります。
こちらの神社は、浦島太郎と乙姫様が出会った話から、縁結びの神様として親しまれています。
さて、この神社には貝殻に願い事を書いて奉納する「貝殻祈願」というものがあります。
実は本物の貝殻が下に用意されていて、参拝者は初穂料100円をお納めして、貝殻に願い事をかきます。
願い事を書いたら、壺の中に奉納して、本殿で願い事を念じて完了です。
最後に、社殿から300mほど行った先にある長崎鼻です。浦島太郎が亀を助けたのはあの辺でしょうか。