三雲天満宮へやってきました。地図には天満宮としか書かれていないので、地名をつけましたが、もしかしたら正式な社名があるのかもしれません。

のどかな田園地帯が広がる糸島市の南部ですが、三雲地区の集落を歩いていると、突然階段が現れます。そして上には鳥居があるので、かろうじて神社だと分かります。

階段を登ると小さなお社がありました。筑前国続風土記などでも調べましたが、記載がないので比較的新しく勧請されたのかもしれません。分かりにくい場所にあるので、単なる取材漏れかもしれませんが。

狛犬や手水舎もないので、集落の方々が勧請して管理されている感じでしょうか。

三雲天満宮 社殿

社殿は清掃が行き届いています。この日も、地域の方がお掃除されていました。

「何か御用ですか?」と声を掛けられたので、お参りしにきたと伝えると、「それはそれは、ありがとうございます!」と御礼を言われてしまいました。

さて、境内入ってすぐ左にはお地蔵様もあります。神仏習合の名残ですね。

さらに、境内の右手奥にも境内末社があります。中には石が三体祀られていました。

最後に、境内にあるなぞの石台です。しかし、現在は使われていないようですね。

こちらのお社は高台にあるので、眼下に糸島の田園風景が広がっていて気持ちが良いです。