菅原道真公を祭る村社

中原神社へやってきました。駐車場などはありませんが、しかし門前に広いスペースが設けられています。

これだけ広いと駐車しても問題なさそうですね。

さて、お参りしましょう。神紋が梅なので天神様が祀らているようです。

神社の入口横には立派な藤棚がありました。

入るとすぐに石碑と、焚火をした後でしょうか?

参道は右折して社殿に続いています。

さらに手水舎などの設備も備わっています。

中原神社 社殿

無人のお社で、神殿は通常扉が閉まっています。参拝者は扉を開けて神殿に進んでお参りする形式のようです。

では、無人なので遠慮なく中でお参りさせていただきます。

神殿内部はこのような感じ、ちゃんと賽銭箱や鈴もありますね。そして綺麗に清掃されています。

ちょっと目を引いたのが明治天皇の肖像画。明治期に奉納されたものでしょうか、時代を感じます。

他にも戦前や戦時中のものらしき写真も沢山飾られていました。

御祭神は菅原道真公ですが、なぜ祭られているのか、いつ頃から鎮座されているのかは分かりませんでした。

石を加えている狛犬がいたのでパシャリ。

こちらの狛犬もなかなかユニークな表情で良いですね。

境内には奉納台と、いくつか石碑などが点在しています。

しかし、ほとんどの石碑は風化していて字が読み取れませんでした。かろうじて猿田彦様の石碑だけ判別できました。

最後に筑前国続風土記拾遺に載っている記録です。

天満宮
赤岸にあり。産神也。菅神を祭る。鎮座の年歴詳ならす。

筑前国続風土記拾遺 巻之四十五 志摩郡下 油比村

しかし残念ながら、江戸時代の時点で詳細は分からないようですね。