伊都国歴史博物館を訪問したレポートの続きです。前回の記事はこちらから。
実際の発掘現場の様子を表したレプリカです。しかし考古学って浪漫がありますよね。
とにかく銅鏡の展示が多い、しかもどれもかなり保存状態が良くレプリカにみえるほどです。
ただ、サイズが同じ銅鏡が多いため、どれも同じようにみえてしまいますね。全て国宝です。
こちらは刀剣の埋蔵品、かなり錆びついていますが、それでも形ははっきりと残っています。
続いて鉄を使った埋蔵品。すでに製鉄の文化が根付いていたようです。
こちらは実際に銅鏡のレプリカを触ることができるコーナー。
最後にレプリカの鏡。非常に見応えのあるメインフロアでした。
フロア全体に国宝が所狭しと陳列してあるので、一見の価値ありです。
続いて隣の部屋には、古代の船や服装の陳列が。
発掘されたと思われる木造船の一部が展示されていますね。
ところでケースも何もなく無造作に置かれていますが、これ触っちゃう人いるんじゃ・・・。
そして部屋を出ると、廊下にまで復元された甕の陳列が。
伊都国歴史博物館 展望室
ちょっと、みるのにも疲れたので4階の展望スペースにきました。自販機も置いてあるので、糸島の景色を眺めながら休憩できます。
実は研修室や図書コーナーも完備してあります、おそらく近隣の小中学校などが利用するのかな?
糸島平野はもちろん、背振山や雷山、可也山まで見渡せる良い展望でした。
さて、旧館へ移動して続きをみます。うおっ!なんだこれ?
糸島の歴史と文化を紹介するコーナーです。まず古墳から発掘した太刀。
こちらは鏡板と太刀。同じく古墳から発掘されたものですね。
こちらは博物館のすぐ東方面にある怡土城の模型。奈良時代頃の山城です。
そして、こちらはなんと太閤秀吉が朝鮮出兵の際に出した書状だそうです。かなりのお宝。
戦国時代にこの周辺を治めていた原田氏の居城・高祖城から発掘された瓦など。家紋が入っていますね。
そして糸島の暮らしのコーナー、近現代のものが雑多に並んでいます。
最後に糸島の祭事に関するコーナーで終了。非常に見応えのある博物館でした。