コレラから部落を護ったお地蔵さま

糸島市の二丈深江にやってきました。江戸時代までは宿場町として栄えた場所ですね。

町並みも、どことなく宿場町の面影があり雰囲気があります。

そんな宿場町散歩を楽しんでいたら、気になるお堂をみつけました。

元町首無し地蔵とは、何ともパンチのあるネーミング。看板を読むと、明治期にコレラが流行った際、悪疫退散にご利益があったお地蔵様だそうです。

お堂の前にはちゃんと手水鉢も完備されています。

元町首無し地蔵

では、早速お参りしてみようと思ったら、閉まっていました。

こちらのお堂は西部八十八ヶ所巡りにも指定されているようです。

仕方ないので、窓の外から中を覗いて拝観。

中にいるお地蔵様たちは、みなさん首があります。看板の説明によると、誰がつけたかは分からないようです。

公民館に隣接して、地域の方が大切にお世話されているようです。