宗麟じゃないよ宗麟公だよ
天気が良かったので、ちょっと大友宗麟公像に行ってきました。
場所は大分駅府内中央口広場。市内の陸の玄関口ですね。
豊後国を訪れた宣教師フランシスコ・ザビエルとの出会った宗麟は、禅宗からキリスト教徒に改宗しました。その後は盛んに南蛮文化を取り入れ、当時の大分は西洋文化の発信地だったとうか。西洋医学が入ってきた大分は日本初の総合病院が創立されたそうです。
このほか宗麟像は市内に神宮寺浦公園、南蛮BVNGO交流館、コンパルホールにも設置されているとか。いかに地元に慕われているか分かりますね。宗麟じゃなくて、宗麟公だよって、怒られそうです。
市内にはザビエル像もあります。
伊東ドン・マンショ像も。マンショは大友宗麟、有馬晴信、大村純忠らがローマ教皇に派遣した天正遣欧少年使節団の主席正使として派遣されました。長崎港から出発した使節団は2年半の歳月を経てローマに到着。ヨーロッパ各地で熱烈な歓迎を受けたそうです。8年後に帰国しますが、それまでの滞在費などは、いくらかかったのでしょうか。莫大だったことは容易に想像できますね。