太宰少弐正家により勧請された加布里の産土神
加布里にある加布里天満宮へやってきました。加布里駅からは少し離れています。
202号線を左折すると参道があるのですが、すごく広くて立派な参道です。
鳥居横に車を停めるスペースがあります。鳥居の横が広場になっていて、何やら石碑が立っているので寄ってみました。
松尾芭蕉の高弟たちが、九州各地に建てた芭蕉句碑です。建立は安政6年(1859年)になっています。
句碑の文字は幕末の歌人・国学者でもあった大隈言道によるものです。勤王歌人・野村望東尼の師匠ですね。
村社に指定されているこの辺の産土神様です。神社の歴史は古く、1340年に少弐政家が太宰府天満宮の分霊をこの地に勧請したのがはじまりです。
少弐家は代々大宰府の次官を務めた名門です。
入口付近の狛犬、石が風化していてかなりの年季を感じます。
公園の入口近くの狛犬。こちらは狛犬らしい狛犬の風貌。
境内に本格的な公園があります、地域の子供達の遊び場になっているようですね。
奉納相撲を行う土俵がありました。今でも現役バリバリといった感じで整備されています。
漢文が彫られた石碑。右側の石碑の字は日本語っぽいけど、達筆すぎて何が書いてあるか分かりませんでした。