宮本武蔵に勝った!?男

宝満宮 竈門神社を参拝しています。このお社は参道の階段が長い事でも知られています。

桜か紅葉の時期であれば楽しみながら散策できるのですが、今回はただ長い階段です。

途中に池がありましたが、水をわざと抜いてあるのかな?

目的の社殿がみえてきました。運動不足なので息が切れますね。

着きました、週末なので結構参拝客で賑わっています。早速手を清めてお参りしましょう。

綺麗な花手水になっていました。境内はとても清潔に保たれていて、心身ともに浄化されます。

御祭神は玉依姫命 (たまよりひめのみこと)です。心蓮上人が宝満山で修行していると玉依姫命が現れ、山頂に上宮が建てられたのが創建のいわれです。

彬子女王(あきこじょおう)による植樹がありました。三笠宮家の方ですね。

夢想権之助神社

本殿左手には境内末社の夢想権之助神社があります。夢想権之助といえば、大人気漫画バガボンドにも登場する宮本武蔵と同世代の人物ですね。

バガボンドの中では伊藤一刀斎や佐々木小次郎と一緒に旅をする、ちょっとおバカでお調子者のユニークなキャラクターでした。

説明書きがあったので転載します。

杖道の祖と称えられる夢想権之助は、江戸時代初期に活躍した剣客で、宝満山中で修業中に開眼し「神道夢想流杖術」を大成しました。現在でも杖道愛好家の方々が御神徳を仰ぎ、毎月の神前稽古で技と心を磨いています。

神道夢想流の口伝では、一度は武蔵に敗れたものの、宝満山の竈門神社で祈願し杖術の研究を重ね、再び武蔵と立会って勝利しました。その後、こちらで杖道を開いたと伝えられています。

武蔵側の記録にはないので真偽のほどは不明ですが、神道夢想流杖術の技法の一部は、その後日本の警察で警杖術として採用されて現在に至ります。

池の横の階段を登っていくと境内末社の須佐社があります。御祭神はそのままた須佐之男命です。

境内には見どころが多いのでまだ続きます。